哲学って実はたいしたことは無いのでは無いか? 今私が戯れているのは狭い箱庭ではないのか? という疑念。

タイトルが長いですが気にしてはなりません。

質問内容は要するにそのままですが、哲学は不要であるとか無価値であると言った意味合いの問いではありませんので悪しからず。要するに哲学って高尚な学問しているように見せかけて実はありふれている物なんじゃないか? 難解な用語で小難しく書かれた記述も紐解いてしまえば大した事無いのではないか? と。

正直、哲学ってもっと複雑で難解で理解を拒むものだったと思ってたんですが(確かに『哲学書』は理解を拒むような難解な表現が多かったり、一文が長大化してしまって読み辛い事この上ないのですがそれに関しては割愛します)、思ったよりも難解でない(と言うより私の理解力でも誤読の可能性は別として理解できなくも無い)と思えるようになってきたと言った感じです。

まるで受験のときに使った最難関だと思っていた参考書が今読み返すと余裕で解ける問題で、実際問題大した事無いなと思えたりする感じに近いのでしょうか? …壮大な思い上がりな気もしますが、どうなのでしょう? 実際勉強不足も多いので、哲学を網羅したとは到底思っていませんが今まで見てきた範囲で正直「大した事無いんじゃないのか?」と、そういった風なのです。

まぁ、未知の事項が無くなるにつれて煌々しい未知に飾られた深淵が消えていくことに寂寥を感じているのかもしれません。私がかつて覗き込んでた深淵は何処へ行ったのだ? と。ちょっとのぞきこむべき深淵と、その深淵を覗き込む小道具を探して少し彷徨ってみようかなと思います。

それまでは哲学が狭い箱庭であるのか? 当面問いは保留したいと思います。