10の質問

算術師です。



帰省したは良いものの、思ったより暇でもなく何故か忙しいです。

花粉でダウンしかけてて作業が滞ってるのもあるのですが。








さて、大分前の予告通り現代社会利用者に10の質問を作成してみたいと思います。取り敢えず、○○に100の質問と同じような風になってれば良いかなとか思っています。…と思ったら作ってる間に半分くらい近未来利用予定者に10の質問になってしまった感があります。実は10問に絞るのが一番の難作業でした。遅くなった理由の4割はそれにあったりします。



暇な方回答してみていただけると幸いです。








0.回答者について

鄯.あなたのHNを教えてください。また、簡単な自己紹介をして下さい。

鄱.鄯.の紹介文の内容が何故あなたを紹介するのに適切だと思ったか、その理由を考えられる範囲で回答してください。

(例えば問鄯.にHNは○○です。学生しています。 と回答したなら何故他の側面でなく「学生であること」を取り上げたのか? これについて考えてください。)



以下、10問の質問に回答してください。尚、回答不能・回答価値が無いと判断する場合はその理由を付記してください。

尚、回答は状況に依存すると考える場合はどのような状況ではどのような回答となるか簡潔に述べてください。



1.生命倫理

鄯.あなたは医師であるとする。担当の現在重症な患者に延命処置を施しているところである。この患者は意識回復の見込みもなく、現在人工呼吸器とその他の補助装置で辛うじて生きているところであるとする。患者は以前から補助装置を用いての延命を希望していなかったが、家族は延命を望んでいる。この場合、あなたはどうするか回答せよ。



2.機械と生命

鄯.今から数十年後(設問の本質上、数年後でも数百年後でも構わない)に、ロボット技術の進歩により人間と外見上区別のつかない(知能なども人間に準拠するとする)ロボットが誕生したとする。このロボット達に人としての権利は存在するか?



3.社会観

鄯.あなたはとある国の国家元首であるとする。国内では紛争が多発しており、多数の死者が出ている。これを回避するべく、ある提案がなされた。国民全員を洗脳してしまおうというのである。この提案を実行すれば、倫理的な問題は兎も角、死者を出さずに全ての紛争を停止できるものとする。さて、あなたはこの提案を実行するか回答せよ。



4.自己と他者

鄯.あなたのクローン(寧ろコピー)が仮に製造されたとする。このクローンはあなたと同一の外見・思考(記憶も何らかの方法で移しこんだとする)を持っている。このクローンが「私こそオリジナルである」と主張した時、あなたはどう回答し、対処するか述べよ。



5.個人の責任

鄯. ある科学者が居るとする。この学者はある非人道的な大量破壊兵器を開発するための技術を保有している。この科学者が大量破壊兵器の製造協力を求められた時、どうするべきか。



6.世界の境界

鄯.仮想世界の実装技術進歩により仮想世界が現実世界と見分けがつかないほど「リアル」になったとする。このとき、この中で行動している人間の経験は果たして「リアル」なものだろうか? あなたの見解を述べよ。参考に故事「胡蝶の夢
」を挙げる。



7.時間概念

鄯.ある科学者が何らかの手段で過去に行く技術を開発しました。仮に10年前へ行ったとする。10年前、当時のその科学者は時間旅行技術を開発しようとしていたところであった。過去に行った科学者は、この技術は危険であるとして科学者自身を殺害した。この時、殺害後の10年後はどのようになっているか、あなたの見解を述べよ。また、自分を殺害した科学者はその後どうなったのか予測回答せよ。(自分殺しのパラドクス)



8.数理矛盾

鄯.「この文章は嘘である」と書かれた紙がある。この文章は果たして事実を述べているのか、嘘を述べているのだろうか?(自己言及のパラドクス




9.神と宗教

鄯.あなたは宗教を信仰しているか? 信仰している場合は信仰の理由、神とは如何な存在かを説明せよ。信仰していない場合は、何故信仰しないか説明せよ(無宗教でも神が如何な存在か説明することが出来るものは説明せよ)。



10.環境問題

鄯.今から数十年後地球環境の汚染が深刻化していった。人々は現代文明社会を放棄(工業活動などを漸次停止して行く)して地球に留まるか、地球外に入植するかの選択を迫られていた。2択を選ぶに当たって、個々人に選択権が委ねられることとなった。さて、あなたならこの2択のうちどちらを選ぶか。



10の質問は以上にて終了です。余力のある方は次の質問に回答してください。



補問.この質問についての質問

第0問から第10問までの問題の不足点を明らかにし、不足と見做す理由を述べよ。

尚、余力がある者は各自10の質問を補完・作成せよ。








さて、こんな質問誰が答えてくれるんだか、とかは思うのですがまぁ暇な人回答お願いします。

何でこの10問なんだ!と言う人は補問にもありますけど自分なりの10の質問を作っていただければ幸いです。

10の質問を作ると言う事自体がかなり自分の問題意識を投影している気がしますので、他の方の10の質問と比較できましたら中々興味深いと思います。



次の記事はそうお待たせすることなく書けそうです。








2005 03 22 08:40 の加筆修正



問題番号の重複が発生していた問題を解決。旧第10問を補問に変更。