世界記述は出来ないものか?

そろそろ夏休みが近いので夏から始める個人的な課題として、世界の記述を実現しよう というものを設定してみます。

要するに凄く限定された空間で良いので(例えば100m×100mとか。もっと限定して10m×10mとかでも良い)、実際に可視化できる形で世界を再現してみたいな と。

此処でいう世界とは、私たちが現実に生活している実世界のみならず怪しげな原理に則って動いているような非現実的な世界も含みます。

まぁ、簡単に言ってしまえば植物がのそのそ歩き回る世界でも良いですし、物体に一定圧力が掛かると問答無用で金属化してしまう世界とか、物体の形状が意味を持つ(物理学的な結果論ではなく、先天的に意味を持つ→○形になると強度が倍加する とか、四角形になると光の透過性が上がる とか)世界とか、有体に言ってしまえば魔法が実現可能な世界とか。

最後の例はよくRPGやらのゲームとかで擬似的に再現されていますけど、あれではまがい物も良い所です。ゲームシステムはプレイヤーの行動に対して殆ど決め打ちで結果という値を返しているだけであって、世界自体の振る舞いの理論に則って演算されている訳ではないのですから。

もっと言えば、ゲームの中で私達は指定された物体を正規の用途以外の用途に使えません(例えば、剣を杖代わりにする とか、宝箱で殴る とか、ドアを蹴り破る とかいった行動は出来ない)。なぜかといえばシステムは物体を指定の通りの動作をするスイッチとしか認識していないからです。システム上出来ない行動の粗方は、実際にRPGの世界に放り込まれたらそんなこと普通にやりそうなことなのに

ではどう定義すれば物体を多義的に用いることが出来るか? 世界を決め打ち状態から脱却させられるか? 現段階ではまだ何とも言えないのですが、物体を機能から定義するのでなく性質から定義していけば何とかならないか? とか適当なことを考えています。

夏のちょっとした課題のつもりでやろうと思っているので、何処まで踏み込めるかも微妙ですけどこれから少しずつ考えていきたいなと思います。