一時帰省

「入院中の祖母の外泊許可が出たから一旦戻って来い」と、実家からの呼び出しを受けて弟*1共々帰省。

年内持たないかも とは聞かされていたのである程度は予想していたものの、聞かされた病状は予想以上に酷いものでした。最早手の施しようがないとのことで、本人の希望もあって自宅での療養に移行することになった模様。てっきり土曜に帰宅してくると思ったら月曜からだったようで。

で、何はともあれ面会してきました。

祖母は喋るのも難しく、どうやら私達のことを認識できているかも怪しかったのですが、比較的小康状態を保っているようでした。常日頃から「早くお迎えが…」等と明るく冗談めかして言っているような人でしたが、やつれ具合が何とも痛ましかったです。

そう遠くない日に備えて礼服を用意することになったり、「これが最期に婆ちゃんに会う機会だと思っとけ」と父から聞かされたりしました。回復の見込みもない以上、それは避けられない話でしょう。悲しいかな親戚の不幸は頻繁にあった*2のですが、これまでは葬式に呼び出されるばかりで、遠くない未来に死のうとしている現場に居合わせるのは初めてな所為もあって複雑です。

早々と故人のように扱うのも不謹慎ですので祖母の話はこれくらいに。明日もう一度見舞いに行って下宿へと戻ることになりそうです。

*1:何故か近場にいる。謎。

*2:中学高校とほぼ毎年喪中だったりした