Blogの文章術とやら

えーっと。何だろ。

文章術っての絵の技法で喩えると、どうやったら歪んでないデッサンが出来るようになるかとか、オーソドックスな構図はどうやって取るか…とか、そんなものだと思うのですよ。

素人目にも下手な絵ってのは「こりゃダメだろ」って感じの違和感がありますしね。

そんな訳でダメな点を弾いてくのは出来なくはありません。しかも原因分析とか解決策とか案外内容が多いので、教える側も教えられる側もそれをやって文章スキルが向上した と、勝手に納得してしまうものです。

まぁ、絵画に於ける技法の集約のような形で文章に於ける技法を整理する事はそれはそれで価値ありそうな話なのですし、もう少し文章技術と呼ばれるものは研究されて然るべきだと思うのですが。…世の中文章的に無茶苦茶なものがある意味高尚なものとして罷り通って居るが為に案外「文章の違和感」に普通の人は鈍感なのです*1

そんなわけである文章が取り上げられる時、どちらかと言えば問題にされているのは内容であったり着想であったり主張であったり論理性であったり文章から伺える執筆姿勢であったり*2と…まぁ、実は文章技術から割と離れたところがメインになるわけです。

極論言ってしまえば技術なんてどーでもいいんですよ。絵じゃないんだし文章書くの下手だから…なんて理由で書かないのは勿体無いと思うのですよ。気にせず書きましょう。てか、そう言う人に限って会話が妙に鋭かったりするのだけれど。自称文章上手で高尚な事考えてますみたいな連中のがありきたりでつまらない内容しか語らない、ってのは まぁ、仕方ないのだけど…。

まぁ、思いつきでBlog始める人の文章が「素人芸」なら、それをちゃんと見て評価するなり何なりする人が居ればもっと良いのですがねぇ…。継続的に書き続けるってそれなりに内的な動機が必要な場合もありますし。

あーだめだ。文章が纏まらない…。

何方か考えを上手く纏まった文章にする方法論について教授願えないものでしょうか。

*1:鈍感だから下手な文章でもOKになる→下手な文章に囲まれる→下手なのが当然になる→鈍感だから〜 のループが発生しているとも考えられなくも無い。正直昨今の「通じるんだからいいじゃない」てな風潮はダメだと思うが、技術的な指導がなされなかったこともその風潮に拍車をかける一員なのだろう

*2:無論、執筆姿勢に対する演出は技術的に可能だが…そこまで確信犯できる人間なら槍玉には挙げられるまい。