男女差ではないと思う何か。
女ってアレだね
ああ、そうじゃなくて
女は共感は本当か
共感にも色々あると思う
男女での相談事に求めているものの違いだとかそう言うものについての議論らしい。
男でプログラムを書くような人種な割に、みんなの相談所になったり人に相談して「じゃ、○○すればいいじゃない」と言われると不機嫌になったりする*1私としては色々思うところが。
毎度恒例の変換経路を辿るとするなら、そんな男やら女やらをみて「馬鹿だよね」とか言うのは、音楽の趣味が違う人間相手に「そんなの聴いてるなんて頭悪いんじゃないの?」とか言うのと変わらないだろう と。
悩んでる当人が人に相談する時点で、既に一般的な解決策に到達しるってのはかなり良くある話*2であって、大概そう言う状況では悩んでる本人にとって解決策と実行までの間に深い溝が出来ているのです。他の人から見れば「なんだたかだかそんなことじゃないか」ってものが激しくハードル高いものになってしまう訳ですね。
喩えるなら、「○○すればいいじゃない」式の物言いをする人が問題解決の為に渡るのが高さ30cm・幅10cmの平均台とするならば、迷って躊躇ってしまう人が渡っているのは同じ幅10cmの平均台でも高さが2mとか3m…もし足を踏み外してしまえば軽く怪我をしてしまうようなものなのでしょう*3。
結局、「○○すればいいじゃない」式の物言いをする人は言ってしまえば低い平均台を渡る気軽さのまま、心理的に遥か高い平均台を渡らなくてはならない人に接していることになります。
そりゃ、泣きついた先で「は? あんなの余裕じゃん」とか言われるとげんなりしますし、「大丈夫怖くないから」とか「安心して渡ればいいよ」てな風な声でも掛けてもらえるなら心強いというものです。
まぁ、常に高さ30cmの世界の人には高さ2mとか3mとかの世界の人の感覚を理解しろというのも難しいでしょうけれど…そう言うものだと考えてみると案外解りやすいのかもしれません。共感できないなら出来ないで「そう言うのもいるんだなぁ」程度に頭の隅に置いておくとトラブルを回避できるかもしれません*4。大切なのは無理に共感した振りをすることではなく、相容れない感覚である事を知った上で理解できるようにすることなのではないかなぁ と*5。
要は男女の格差の問題じゃなくて、自己イメージの大きさとか挫折経験の有無とか感情の起伏の激しさとかそう言うものの問題なのではないかな と思います。
何だかこう分析してみて自分の自己イメージが小さかったり挫折経験の山だったりすることを再認識して凹んでみたり。感情の起伏は年々平坦化していっているのが余計哀しかったりはするが、責めて自己イメージくらいはもう少し大きく持ちたい。
根拠無い自信は必要なものだな…と思う。