箱庭を騙る何か

世界に踊らされている 世界と踊っている 等と言い出すと、必ず誰かはこう言います。

世界に躍らせてもらってるのだから世界に尽くせ

概ねそういうことを言う人の言う世界ってのは人間社会であったり人類であったり文明であったり地球であったり と、世界の恣意的なサブセットであって、その主張は意に沿う方向へ誘導したいだけの作為なのです。

正直、世界に尽くすとかそんなことはどーでもいいのです。世界に意思なんて存在しないのですから。いえ、あったとしても我々の感知するところではないのです。

世界に於いて、人間なんてどーでも良い存在なのですよ。多分。きっと。世界が人間をどうしろとか考えているはずがないのです。世界には人間なんて有機化合物の集合体にしか見えないのです。取り敢えず世界側から何も意思表示がないので世界は何事にも等しく興味がないのだと、そう思うことにしてます。