父からのメール
父から唐突にメールが届いので見てみた。
本文:元気に引きこもってるか?
…。別れ話やら後期どうするんだ問題やらでナーバスになってた神経を見事に逆なでしてくださいました。元気だったら引きこもりません。そんな陽気に生きてませんから。
その後も説教めいたメールが続いていたのですが…適当に無視してました。私が高校生の頃に欝だとこぼすと「そんなものは認めん」と殴り飛ばしてた父親ですから、何を言っても「は? 何言ってんのお前」と言うばかりで何も聞くまいと思っていましたし。
で、そんなこんなで適当にやり過ごしてたら昨日になってこんなメールが届きました。
本文:説教めいた内容のメールでごめん。実は欝なんだ…。
取り敢えず、メール読んでぶち切れました。欝なら許されるのかよ! 人を散々殴っておいて自分は欝だから許して欲しいとはどういう了見だ! と。
で、それをそのまま返信に出してしまいました。
文章にしてみれば理不尽なのだろうと改めて思います。10年以上前の昔を引き合いに出して激昂する私も大人気ないのでしょう*1。あの無神経なメールにしても、要は欝の寄る辺として私を頼ったのだろう。正直良い歳してそれかよ当時10代前半の私にどれだけ無茶要求したと思ってんだよ とか、弟妹も居るんだからそっちにしろよ私は手抜きだったくせに とかは未だに思うのですが。
あの理不尽で恐ろしかった父親は何処へ行ったのだろう? と考えると何だか切ないものがありますね。まだ50そこらな両親の筈なのですが、祖母が死んでから急に年老いたんじゃないかな と思います。
私の両親に対するトラウマは、どうやら諦観気味の幻滅によって解消の方向へ向かっているようです。それはそれで非常に複雑なものなのですが、致し方ないものなのかもしれません。
*1:時々自分は凄い残酷なんだな と思うこともある。